今日から仕事だった。休みも長すぎると飽き飽きしてくるし、何よりダラダラしちゃってどうしようもないので、まぁアリだと思う。連休中に降り積もった書類の山脈を切り崩していくのも悪くない。ライブに比べると随分と楽チンな仕事だな、とか思う。何より首がむち打ちになることもなく、喉が開ききることもなく、しゃべり倒さなくてもよく、暑くも寒くもなく快適だ。ストレスとなるのは、足がむくむことくらいだ。でもこれはこれで毎日毎日同じようなこと続けていると嫌気がさしちゃうんだよねぇ。
さて、何を書きましょうかね。
あぁ、そういえば、前回の青葉で不思議なやつに遭遇したっけ。
布製のショートブーツを履く私と、布製のスニーカーを履いていた相方。
演奏していると、小さい看板を持った男性が近づいてきてこう言ったのだ。
「靴を磨かせていただけませんか?」
はぁぁあああ?????
靴磨きってのは革靴に対して施されるものだと思っている私は古いのだろうか。
よくわからない。わたしは、「んーん、いいよ(断)」ともちろん言った。
すると彼は「沖縄から来ました。夢を語り合いませんか」
はぁぁぁあああああ??????
この世には不思議がいっぱいである。
なんなんだこいつは。しかも、私はまるで同じことを言う、こいつとは別の男に、まさに同じ場所で、2年ほど前にも遭遇している。もちろんその時も困惑したけど、まさかこの手の野郎が複数名いるとはね。日本にはまだまだ私が知らないことが多いようだ。
「靴を磨きたい」と申し出るのはなぜだ。私の靴をよく見ていなかったのだろう。きっとそうだ。そうに違いない。いや、そうであってくれ。頼む。それならまぁ私の中で整理がつく。靴を磨いてチップをいただきたいと彼は思っているのだ。そうでないとまるで理解ができない。ゴールデンウィークにあまりに暇だったので、前にバイトして得た靴磨きのスキルを活かして小銭を稼ごうというのだろう。
でもそれなら、沖縄から静岡まで、そんな遠出するかよ。こわっ。わからない。
じゃあ「夢を語り合おう」と言ってくるのはなぜだ。
夢。夢はいいね。素晴らしいよ。夢はないよりはあった方がいいような気がするな。
だけどそれを今知り合ったこいつに打ち明けたところで、何が起きるというのだろう。
夢ってなんだ。少なくともその刹那、私は脳内で瞬時に「夢」というか「望むこと」を探したとして、こう言ってしまうだろう。「あんたにCDを売ること」と。それを言ったら買ってくれたのだろうか。靴磨きで小銭を稼ごうというやつがCDを買ってくれるのだろうか。しかも語り合う、と言っていたぞ。私はこの暇人靴磨きの彼の夢を聞かなければならないのだろうか。別に聞かなくてもいいかな。
結局私は、5秒ほどの絡みののちに笑顔で「ごめんね、今忙しいの」と言って終わった。
世の中にはいろんな人がいる。
いろんな考えのもとで、いろんな行動があるのだろう。
ちょっと普通じゃないな、おかしいのかな、みんなから見たらどう思われてしまうのだろう、と考えすぎて行動できないのは残念だ。
スニーカー相手に「靴を磨かせてくれ」と言い、ライブ真っ最中のボーカルに「夢を語り合おう」と言うよりはきっと、大丈夫だと思うので、やりたいことがある人を私は応援したい。私だって相当におかしいんだと思うもの。
自分のやりたい事というものを10分くらい考えてみたけど、見つかりませんでした。 どーやって見つけんの?(´∀`*) んー難しいなー。Latoさんの応援は得られそうにないです (´Д` )
なんかで読んだことあるけど、人間5%は変なのがいるってこと。
変なヤツだけならいいけど中には、ストーカーなど行動に移すやつもいる。
Latoさん優しいから、気を付けてほしい😔
さみしいけどこれが現実かもしれません