今日は摩訶不思議な体験をした。
私はとあるオフィスビルで働いている。今日ももちろん普段通りに出社しデスクについた。パソコンの影に隠れて朝食のパンをかじる。いそいそと食べ終わり、手を洗いに席を立つ。
オフィスビルにはたくさんの会社が入っている。入口の扉を出て廊下を挟んで斜向かいにも会社が入っている。その斜向かいの会社の入口に、荷物を届けにきたらしい青年が一人。「おはようございまーす」私は軽く会釈した。よくあることだ。青年はこちらを振り返り軽く会釈した。通常なら何も気に留めずそのまま通り過ぎるのだが、今朝は1~2秒、私と青年は互いに顔を見合って、その後通り過ぎた。
給湯室で手を洗いながら私は、「誰だっけな。会ったことあるやつだったかな。」と考えた。なんかどこかで見たような顔だったのだ。向こうの青年もまたこちらの顔を見ていたので、見覚えがあるのだろう。でも、思い出せない。うーーーん、誰だっけかなーー。もう一度青年の顔を思い出してみる。
・・・と。
「!!!!!」
わかった!
・・・・私だ。
あの顔、やけに見慣れたような顔したやつだと思った。そうか、私に激似のやつだったんだ!
こんなことってありますかね。自分にそっくりなやつに会ったの初めてだよ。おそらくは向うも私と同じような不思議な気持ちになったんであろう。じっと見てたもんな。
ドッペルゲンガーってやつか。まじか。びっくりする。
人は自分にそっくりなやつに遭遇したとき、こうなるんだと知った。自分に似ているのだと気づくまでに数秒はかかる。見たことあるな、などと思うのだ。
私は急いでオフィスに戻ってみんなに報告した。
「今、私にそっくりな男の子見た!!身長180くらいで、〇〇社に入ってった!びっくり!」そういうと、同僚は急いで見に行っていたが、もう帰ってしまった後だったようだ。
今はみんなマスクをしているから、マスクを取ったら違うのかもしれない。
でも、マスクから出ている部分はほぼ私だった。
実に不思議な気分だ。
あいつはモテモテだといいな。今度会ったら是非同僚に見てもらおう。
さて。明日は金曜だよ。歌いに行くよ。4月の風の中歌う。
ラト氏のドッペルゲンガー殿が出現!? 拙者も遭遇したいでごわす( ´∀`) ドッペルゲンガーは最近では「自己罪悪感の投影」とされているようではござるが... ハッピーポジティブモンスターのラト氏が...? 無い無い( ´∀`)