こんばんは、シンジです。
GW明けの通常の5連勤はキツイ。毎朝心が持ってかれるんだよね、どこかに。どこか虚無の空間があるんだろうな。さて、今日は月光冥利の練習日だ。ここ2週間ほどはずっと青葉に出てたので実地訓練状態だった。いや、もちろん本番ですよ?
で、実地訓練を終えるとやっぱりいろいろと見えてくるものがあるわけで。特に新曲はやっぱりね、完成度を100として、良くて80くらいの状態だ今は。
修正点を見つけて、練習で磨いていって。「練度」って言葉は好きだな。何度も何度も繰り返しやって練り上げていくものだからね。
月光冥利は基本的に路上でやるので、演奏においては室内と違った注意点が何個かある。
まず、もちろん音が大きすぎてはいけないこと。ご近所の方に迷惑をかけてはならんからね。いつも寛大なお心で見守っていただいて本当にありがとうございます。
で、「音が大きすぎてはいけない」とはいっても「音の張り」は必要になるのでそこの調整が難しいんだ。和太鼓ってのは表面の皮を打って音を鳴らすんだけど、この打ち方がだらしないと「ぼん」って音になる。「ポンッ」という軽快な音が正解なのに、だらしないと「ぼん」だ。これは良くない。この匙加減はやっぱり、練度を高めていって安定させていくしかない。
そして、路上ならではの最も厄介な問題は「湿度」だ。これからの時期は不安でしかない。
アルパカの相棒に「団扇太鼓」ってのがいる。志村けんが「だいじょうぶだぁ~」って言いながら打ち鳴らしているあれだ。この団扇太鼓は皮一枚で成り立っている。つまり、音質が全部この皮一枚に委ねられる。
これからの梅雨の時期、高湿度で団扇を叩いたとしよう。音は「もぉん」になる。
よりひどい。でも、演奏では使うから、どうにか楽器らしい音にしなきゃいけないもんで、これがなかなか。。。
こうなると、本当に一音一音の打つときに気が抜けない。だもんで、練習の際はこんな時も想定して取り組む必要がある。
ちょっと長くて分かりにくくなってしまったが、つまりは「想定通りの成果がバッチリ決まると気持ちいい」ってことだ。今週の青葉も楽しみだ。
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