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執筆者の写真Lato

修行期間1発目アンテラ

修行期間に入った月光冥利。

富士アンテラでブッキングライブに参戦し、もまれる。



月光冥利は3組中のラスト。なんともカオスな、独特の空気感の中むかえる出番。

ワンマンの緊張感とはまた違う緊張感。

試されていると強く感じた。


この空気を月光冥利の世界観に変えてみな、ほら、やってみろよと言われているようだった。ちょっと不安であり、恐怖もあった。

ひよったらおしまい。ビビッってんなよおかっぱLato。そんなおかっぱ、誰が見たいんだよ、さぁ行け。そんな感じだった開始時。


オッサンがよく言っている、あれだ。

酒は飲んでも飲まれるな。

ライブもまたしかりだ。

飲まれるな。飲み込んでやれ!月光冥利が全てを飲んでやるのだ!


そんな思いで挑んだライブ。

どうやらうまくいったようだ。


1曲目で、お客さんの表情を変える。あたしはちゃんとそれを見届ける。

全身全霊。どうかあたしを楽しんでおくれエビバデ。


周平はあたしを本当にうまいこと活かしきってくれる。あたしの思ってること、不安さ、全部受け止めてくれてわかってくれて共有し、ときに背中をおしてくれる。

おかっぱが自由に、音の中ですいすいと泳ぐのは相方によるものだと言っていいだろう。

ステージで不安なら相方を見たらいい。

立ち位置おかしくたってどうだってよくて、近くに行って歌ったらいい。

あたしはもう、どんな空気感にも飲まれてしまうことはないだろう。回避の方法を持っている。


これだけ甘えきっているのだから、パフォーマンスは成長していかなければならないし、できるだろう。甘ったれだけど最強なボーカルにはきっとなれそうだ。


まだ修行は始まったばかり。


写真は対バンさんと。


樋川ガレージさん


ケケさん

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