ストリートアスリート
- Lato
- 2023年9月28日
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更新日:2023年10月31日
ストリートライブ、金曜は雨でできなくて土曜日はやってきた。
ストリートはとても特別な場所だ。お店やライブハウスでのライブとも違って、おうちでやる練習とも違う。なんとも独特な雰囲気があって好きだ。
夜空と木々と酔っぱらいさんと酔っぱらってない人たち、車の音やサイレン、鳥の声と夜風。お月さんもいらっしゃる。
ここでずっと歌ってきた。
ここでやっているからこそ生まれた曲ばかりだ。きっと、夜に合うしお酒に合う。
曲たちが育つ場所でもある。
ライブハウスで歌う場合、足元にスピーカーがあって、そこから自分の声を聞くことができるようになっている。通称「返し」だ。青葉ではどうだ。返しのスピーカーなどない。そもそもマイクがない。私の「返し」はビルだ。遠くのビルの外壁に声を投げて飛ばして、返ってきた音こそが返しなのだ。チカラワザ。でもそれは今となっては当たり前になってしまった。直線で当てるのか上の方に放って当てるのかなど、いろいろ手法がある。そうして私はいつも自分のボーカルを確認している。
ライブハウスで「もうちょいボーカル下さい」とひとこと伝えれば自分の声がよく聞こえるなんて、すごくいいじゃんこれすごい!誰が考えたのとっても便利!なんていまだに思ってしまう原始人になってしまった。
自分の声がもっと聞きたければ投げる角度を変えたり、あとはそう、シンプルに「頑張る」ということになるのだ。
とにもかくにも「頑張る」が全てだ。それでも歌うのは楽しいし大好きだ。
最近は堀周平と青葉に出ている。ギターフレーズは絶品だ。コーラスも最高。一緒に曲を育てていく。音楽バカ同士だから、ちゃんと全部楽しめてしまう。ビミョーな成長もちゃんとわかる。
誰かに曲の良さが伝わればいいなとは思ってたけど、最近1番突き付けられてるのは作った本人である私かもしれないな。

これだから青葉通うのやめられない^o^