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執筆者の写真ほり君

ユー・エフ・オーの軌道に乗って

歩くときはスマホにイヤホン刺して

車に乗るときはカーステにCD入れて

家ではターンテーブルにレコードを乗せて


僕は様々な方法で音楽を聴く。これまでもたくさんの音楽を求め、手に入れてきた。

そしてこれからも。


、、、


音楽の原体験はやっぱりテレビとかCDだった。小学生中学生の頃、今みたいにサブスクもyoutubeもない。きちんと1曲ないしアルバム1枚聴こうと思ったらCDショップに行って買うしかなかった。母親にねだったり、お小遣いで買ったりしたCDは思い入れも深い。当時車の中でずっとかかってた音楽も未だに聴いたりする。


♪SMAP / らいおんハート

♪ポルノグラフィティ/ ハネウマライダー

♪Eric Clapton / Wonderful Tonight

♪竹内まりや / そよ風に乗って (Dans Le Meme Wagon)

♪サザンオールスターズ / Love Affair ~ 秘密のデート


そして僕は高校生になった。家にたくさんのJazzやフュージョンのレコードがあることを知った。父親が昔買い集めたものだ。安いプレーヤーを買って何となく聴いていた。あんまり良さは分かってなかったと思うけど。ロックのレコードもあるにはあった。CCRとビートルズとベンチャーズ。


♪Jimmy & Wes : The Dynamic Duo / Down by the Riverside

♪Paul Chambers / Yesterdays

♪Sonny Rollins / I've Told Every Little Star

♪Al Di Meola / Elegant Gypsy Suite



しばらくすると、静岡市内に中古レコードのお店があることを知った。今でも通うサウンドキッチンだ。当時何故か知らないが80円とかでビートルズやJeff Beckが買えた。たまたまセールの時期だったのだろうか。それにしても安い。高校生の僕からしたらこんなに素敵なことはない。昼飯代を最小限に抑えて、そのおつりでレコードを買いに行った。自転車に乗って学ラン姿でレコードを掘っていたのは当時僕くらいだっただろう。


♪Ry Cooder / Big Bad Bill Is Sweet William Now

♪Jimi Hendrix / Voodoo Chile

♪The Beatles / Ticket To Ride

♪Bruce Springsteen / Born To Run


当時のサウンドキッチン


同時に僕は日本のバンドも大好きだった。バンプにアジカン、東京事変、チャットモンチー、くるり、ユニコーン、スピッツ、、、今振り返ると00年代デビューのバンドが1番ノッていて、かつベテランミュージシャンがの肩の力が抜けてきた頃だったような気がする。


奥田民生の広島市民球場ひとり股旅の映像を見て、堀周平は弾き語りを始めた。


そしてザ・クロマニヨンズ。彼らは僕を深い深い音楽の世界へと誘った。ビートルズもよく知らないうちにBuddy Hollyを聴いて、ストーンズに至っては聴いたこともないのにMuddy Watersなんか聴いたりしてた。


♪Bump Of Chicken / 66号線

♪奥田民生 / 最強のこれから

♪チャットモンチー / ここだけの話

♪ザ・クロマニヨンズ / グリセリン・クイーン

♪フジファブリック/ 銀河


堀周平 (高校生)


大学生になった。川越に住み始めた僕は足繁く東京に出向きレコードショップへ行った。ピーター・バラカン氏のラジオを毎朝聴いて、そこで流れてきた曲をメモって、そのアルバムを探した。ロックもジャズもクラシックもワールドミュージックも、とにかくたくさん聴きたかった。大学の図書館のCDも借りれるだけ借りた。壁の薄いアパートで、ヘッドホンで音楽を聴いていた。この頃1番ギターが下手くそだったと思う。


♪Buddy Holly & The Cricket / Rave On

♪Tom Petty & The Heartbrakers / The Waiting

♪Warren Zevon / Mohammed's Radio

♪Jimmy Reed / Honest I Do

♪Professor Longhair / Tipitina

♪Jaco Pastorius / Portrait Of Tracy

♪Salif Keita / Soro

♪Pablo Casals / 無伴奏チェロ組曲

♪The Derek Trucks Band / Sahib Teri Bandi - Maki Madni


大学では音響制作や映像制作といったメディアの勉強をさせてもらった。その中で知った音楽もたくさんある。ミシェル・ゴンドリーという映像監督のPV集はとても面白かったし、シンセサイザーに興味を持ったのも大学の制作の時だったと思う。先述のピーター・バラカン氏にもお会いでき、講演のお手伝いまでさせてもらった。プロデューサーの吉田建氏の講義も受けることができた。第一線で活躍する人たちは皆、目をキラキラとさせて音楽の話をしていた。


♪The Chemical Brothers / Star Guitar

♪The White Stripes / The Hardest Button To Button

♪Beck / Deadweight

♪Yellow Magic Orchestra / 東風

♪冨田勲 / 展覧会の絵

♪Talking Heads / Life During Wartime (Stop Making Sense)

♪ウルフルズ / それが答えだ!


堀周平 (大学生)


東京ではたくさんのライブがある。地方ではなかなか公演ができないミュージシャンも東京では見られる。Paul McCartney、The Rolling Stones、Bob Dylanといった大御所はもちろん、Blue Note TokyoやBillboard Live Tokyoでいっぱいライブを見た。今振り返ると本当に見ておいてよかったミュージシャンがたくさん。Sam Mooreと交わした固い握手は生涯の宝物です。


♪Paul McCartney / Save Us

♪The Rolling Stones / Wild Horses

♪Bob Dylan / Blind Willie McTel

♪Jackson Browne / Running On Empty

♪Crosby Stills & Nash / Teach Your Children

♪John Hiatt / Have a Little Faith in Me

♪Sam Moore(Sam & Dave) / Soul Man

♪William Bell / A Tribute To A King

♪Albert Lee / Country Boy

♪David T Walker / What's Going On (Inst ver)


Paul McCartney (東京ドーム 2013)

わかりにくいけど気に入っている写真です 肉眼で顔がわかるくらいの距離でした、最高でした


大学卒業後も音楽への興味は絶えなかった。某メジャーレコード会社で事務のバイトとかしてて、やはり音楽と近いところにいた。アフリカに傾倒したり、ブルースを聴きまくったり、急にカントリーに目覚めたり。相変わらず幅は広い。


しばらくして静岡に帰ってきた。そんなに気を遣わずギターが弾ける環境になって、少しずつまたギターが上手くなっていった。

しばらくすると菊池万博のバンドに誘われた。まさかのベースとして。このあたりからサポートや制作の依頼を少しずつもらえるようになってきた。その時僕を助けてくれたのは、これまで聴いてきた音楽たちだった(と思いたい)。


♪Joni Michell / Chelsea Morning

♪Dan Hicks & Hot Licks / By Hook Or By Crook

♪Blind Boy Fuller / Rag Mama Rag

♪Leroy Carr / How Long How Long Blues

♪Alison Kraus & Union Station / The Lucky One

♪David Grisman / Shady Grove

♪Ali Farka Toure & Toumani Diabaté / Kaira

♪Astor Piazzolla / Michaelangelo '70

♪Buena Vista Social Club / Veinte Años


、、、


ここまでお読みいただいてありがとうございます。かいつまんで僕の聴いてきた音楽を紹介いたしました、まだまだほんの一部ですが。


Apple Musicにプレイリストを作ったので、サブスクご利用の皆様ぜひお聴きください。



ミュージックラバーの皆様、たくさんお話いたしましょう 笑


ではまた。

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