周平「明日はライブなのでちょっと早めに帰ります」
Lato「はい(^-^)ありがとうございました(^-^)」
ほり先生のお荷物を運ぶのを手伝って表に出る。
L「さむ…秋ですねぇー」
「明日のライブ頑張って下さ…」
ここで事件は起きる。
和やかで穏やかなひとときを切り裂く、とある侵入者のお出ましだ!
ヒラヒラとはばたいたそれは、たった今荷物を持って出てきた私たちといれ違いに玄関に入ってぃった。
い゛ぃーーーやぁーーーーーーーぁっ!!!!(@_@)
がががが!蛾、はいったぁーーー!!!
10ガツ5カ23ジ'47フン、ガノシンニュウヲユルシマシタ!
♪どーしたらーいいんですかー?
『狂気と社会性』より
ほり先生の荷物をその場に直起きし、
L「周平あれ出して!!」
「ほうき!ほうきある!これで出して!!(>_<)」
わかっているの。わかってるんす。天才ほり先生の使い方間違ってる。知ってる。ああ知っているさ。
だがなっ!!死活問題だもん!しょうがないじゃん!
いいの?ボーカルおらんくなってもいいの?でみさんとか悲しむよ?
ってことで。ほうきで応戦し見事玄関から出すことに成功。やるな周平。
だが、玄関先にでかい蛾が出てきたけどそこにいたのはこの私だ。
近づく蛾。
い゛ぃや゛ぁっ!いやいやほんとむりむりむり…
逃げ惑うボーカル。
こういうときってね、頭回らんのよね。
玄関ポーチの外までダッシュすればいいのに思い付かんの。
とにかく蛾を視界に入れたくなくて、でも目をつぶって顔に付いたら即死だから周平を盾にする。
いやわかってる。わかってるさ、ほり先生の使い方…
何度も言おう死活問題!
周「大丈夫、大丈夫!」
L「いやいやいやいや!怯」
周「大丈夫!大丈夫だって!」
L「だいじょばないっ!怒」
「だいじょばないっ!怒怒」
大丈夫じゃないんだから大丈夫じゃないのだ。あたしが本心から無理だと申しておるのだから無理なのだ。
L「噛みついてこないってことくらいわかってるよ!!!怒怒怒」
「いやなんだから無理なんだからぁ!!!怒怒怒」
周「(^_^;)そかそか…」
そうしているうちに蛾はどこかへ行った。
![](https://static.wixstatic.com/media/2c3a3b_052ce1efea414d6082a918cec11856ed~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_848,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/2c3a3b_052ce1efea414d6082a918cec11856ed~mv2.jpg)
静かな夜に戻る。
取り乱しました。。
♪短絡的なあたしが口走った要求など
感覚だけで生きてる誤作動だと消しておくれと思いますの
『狂気と社会性』より
ほうき持ってほしいんじゃないの。
ギターとベースでお願いしたいのですよ。
蛾をなんとかしてほしいわけじゃないの。
曲をうまいことしてくれてるだけで大感謝なの。
しかし生きてればいろんなことがございますゆえ、支えあって行こうじゃございませんか。
不良やチンピラ、ウザ絡みしてくるような輩どもの一切は、この私Latoが対応しますから。
羽根の有無で担当分け致しましょうよ。
L「ほり先生、今夜は上弦の月ですね。」
周「そうですね。とてもキレイですね。」
L周「練習お疲れ様でした(^-^)」
P.S. どなた様でもコメントできるようになりました。皆様の一言お待ちしております!
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